【PR】本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれます。掲載内容は一般的な情報提供を目的としており、個別の法的判断を行うものではありません。
「借金の返済が苦しい。でも、いったいどこに相談すればいいの?」
債務整理を考え始めたとき、多くの人が最初につまずくのがこれです。弁護士、司法書士、法テラス、各地の弁護士会・司法書士会、ネットで見かける相談サービス……選択肢が多すぎて、結局どこにも相談できないまま時間が過ぎてしまう。借金問題は放置すると、利息や遅延損害金が増えたり、督促・裁判手続きに進んだりすることがあります。この「最初の一歩」で迷い続けると、後から選べる解決策が狭まることもあります。
この記事では、債務整理の主な相談先を5つに整理し、それぞれの特徴・費用・どんな人に向くかを比較します。「自分にはどこが合っているか」が見えるよう、選び方のチェックポイントもまとめました。
※この記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の法的アドバイスではありません。実際の手続きの判断は、弁護士・司法書士などの専門家にご相談ください。
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※案内サービスの利用は無料です。紹介先での相談・依頼費用は各事務所により異なります。
そもそも、相談先によって何が違う?
最初に押さえておきたいのが、相談先にはいくつかのタイプがあるということです。大きく分けると、次の3タイプがあります。
1つ目は、実際に相談や依頼を受ける専門家です。弁護士や認定司法書士がこれにあたり、それぞれの業務範囲内で相談・交渉・手続きに対応します。
2つ目は、公的・職能団体の相談窓口です。法テラスや各地の弁護士会・司法書士会などがあり、費用面の支援や、地域の専門家への相談につながる場合があります。
3つ目は、希望条件に合う専門家を探すための案内サービスです。自分で事務所を一つずつ探すのが難しい人にとって、相談先選びの入口になります。
「相談先」と一口に言っても、その場で解決してくれるところと、適切な専門家につないでくれるところがあります。この違いを知っておくと、自分の状況に合った入口を選びやすくなります。
それでは、代表的な5つを見ていきましょう。
相談先① 弁護士(法律事務所)
任意整理・個人再生・自己破産・過払い金請求など、債務整理に関する代表的な手続きに幅広く対応できる、対応範囲の広い専門家です。
- 得意なこと:扱える借金額に制限がなく、個人再生や自己破産など裁判所を通す手続きにも対応。裁判での代理人も務められる
- 費用の目安:任意整理で1社あたり数万円〜、自己破産・個人再生は専門家報酬で総額30〜60万円程度(事案による)
- 向いている人:借金額が大きい人、複雑な事情がある人、裁判所を通す手続きが必要になりそうな人
なお、自己破産や個人再生では、専門家への報酬とは別に、裁判所費用・予納金・実費などが必要になる場合があります。自己破産は同時廃止か管財事件かで、個人再生は再生委員の有無などで金額が変わります。表示されている金額に何が含まれているかは、契約前に必ず確認しましょう。
多くの事務所が初回無料相談を設けています。説明のわかりやすさや費用の明確さを基準に、複数を比較するのがおすすめです。
相談先② 認定司法書士・司法書士事務所
司法書士のうち、法務大臣の認定を受けた「認定司法書士」は、一定の範囲で債務整理の交渉代理を行うことができます。ただし、対応できる範囲には法律上の制限があります。
- 得意なこと:任意整理や過払い金請求など、原則として債権者1社ごとの債務額または過払い金請求額が140万円以下の案件
- 費用の目安:任意整理では1社あたり数万円程度が目安になることが多いが、事務所によって異なる
- 向いている人:1社あたりの債務額が比較的小さく、任意整理での解決を考えている人
- 注意点:認定司法書士が代理できるのは、原則として1社あたりの債務額または過払い金請求額が140万円以下の案件などに限られます。自己破産・個人再生では書類作成のサポートが中心となり、弁護士のように代理人として手続き全体を進めることはできません
「自分のケースが認定司法書士の対応範囲内か」が分からなくても、相談の段階で確認できます。
相談先③ 法テラス(日本司法支援センター)
国が設立した公的な法的支援の窓口です。費用面に不安がある人にとって、特に心強い存在です。
- 得意なこと:収入などの条件を満たせば、無料の法律相談(同一案件につき3回まで)や、弁護士・司法書士費用の立替制度が利用できる
- 費用の目安:立替費用は分割で返済(月5,000〜1万円程度から)。条件により負担が軽減される場合も
- 向いている人:「借金があるのに相談費用が払えない」という人、まず公的な窓口で相談したい人
- 注意点:利用には収入・資産の要件がある。担当の専門家は選びにくい場合がある
「お金がないから相談できない」と感じている人こそ、最初に検討したい選択肢です。
相談先④ 各地の弁護士会・司法書士会
各地域の弁護士会・司法書士会も、市民向けの法律相談を実施しています。
- 得意なこと:地域に根ざした相談。無料または低額(30分5,000円程度)で相談できることが多い
- 向いている人:まず中立的な立場の専門家に話を聞いてもらいたい人、地元で対応してくれる先を探している人
- 注意点:相談日時が限られることがある。相談後にどの事務所へ依頼するかは別途検討が必要
お住まいの地域名と「弁護士会 法律相談」で検索すると、窓口が見つかります。
相談先⑤ 相談窓口の案内サービス
「どこに相談すればいいか、そもそも見当もつかない」という人に向けて、条件に合った相談先を案内してくれるサービスもあります。
このタイプを使うメリットは、自分で一から事務所を探して比較する手間が省けること、そして「どんな先生に相談すればいいか」のイメージがつかみやすいことです。土日対応を希望する、女性の専門家に相談したいといった要望を伝えられる場合があるのも利点です。ただし、実際の対応可否は案内される事務所や地域によって異なります。
一方で、理解しておきたい点もあります。これは相談先を「案内する」サービスであり、サービス自体が法律相談や債務整理の手続きを行うわけではないということです。実際に相談・依頼するのは、案内された弁護士・司法書士などの事務所です。
※無料なのは案内サービスの利用です。紹介先で法律相談を受ける場合や正式に依頼する場合の費用は、各事務所によって異なります。契約前に必ず費用・対応範囲をご確認ください。
- 向いている人:相談先がまったく思い浮かばない人、希望条件に合う事務所を効率よく見つけたい人
- 使い方のコツ:案内された事務所と直接話したうえで、費用の内訳や手続きの方針を必ず自分で確認する
5つの相談先を比較
| 相談先 | 役割 | 費用感 | こんな人に |
|---|---|---|---|
| 弁護士 | 幅広い債務整理手続きに対応 | 案件・事務所による | 借金が大きい・複雑なケース |
| 認定司法書士 | 一定範囲の任意整理等に対応 | 案件・事務所による | 1社あたりの債務額が比較的小さいケース |
| 法テラス | 無料相談・費用立替制度 | 低負担になり得る(条件あり) | 費用に不安がある人 |
| 弁護士会・司法書士会 | 職能団体の相談窓口 | 無料〜低額の場合あり | まず話を聞いてほしい人 |
| 案内サービス | 相談先候補を案内 | 案内は無料 | 相談先が思い浮かばない人 |
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迷ったときは「緊急度」と「借金額」で考える
どこに相談するか迷ったときは、まず緊急度と借金額で考えると整理しやすくなります。
- 裁判所から支払督促や訴状が届いている → 早めに弁護士へ相談
- 給与差押えの可能性がある → 弁護士など専門家へ急いで相談
- 費用を払えるか不安 → 法テラスを検討
- 1社あたりの借金額が大きい、住宅ローンがある → 弁護士が有力
- 1社あたりの金額が比較的小さく、任意整理を考えている → 認定司法書士も選択肢
- どこを選べばいいか分からない → 案内サービスを使う方法もある
なお、裁判所から支払督促や訴状が届いている場合、異議申立てや答弁書提出などに期限があります。放置すると判決や差押えに進む可能性があるため、届いた書類を持参して早めに相談しましょう。
また、相談しただけ、または案内サービスを利用しただけで督促が止まるわけではありません。弁護士や認定司法書士に正式に依頼し、受任通知が債権者へ送られた後、貸金業者などから本人への直接連絡が制限されることがあります。ただし、債権者の種類や状況によって対応は異なるため、「いつから督促が止まるのか」「どの債権者に連絡が行くのか」は相談時に確認しましょう。
相談前に準備しておくとよいもの
相談時には、次の情報を分かる範囲で整理しておくと話がスムーズです。
- 借入先の名前
- 借入残高
- 毎月の返済額
- 滞納の有無
- 収入と生活費の目安
- 保証人・連帯保証人の有無
- 持ち家・車・預貯金などの財産
- 裁判所や債権回収会社から届いた書類
すべて正確に分からなくても問題ありません。まずは分かる範囲で現状を伝えることが大切です。
相談先を選ぶときの4つのチェックポイント
どの相談先を選ぶ場合でも、次の点を確認しておくと失敗が減ります。
- 費用の総額と内訳を、契約前に明確に説明してくれるか
「あとから追加費用」が発生しないか、着手金・報酬・実費の内訳まで確認する。見積書や委任契約書の内容も、契約前に確認しましょう。 - なぜその方法を勧めるのか、理由を説明してくれるか
任意整理・個人再生・自己破産のどれが自分に合うか、根拠とともに説明があるか。 - デメリットも正直に伝えてくれるか
信用情報への影響、保証人への請求、財産・住宅・車への影響、家族や勤務先に知られる可能性など、不利な点もきちんと話してくれる相手は信頼できる。 - 質問に答えてくれ、急かしてこないか
「今すぐ契約を」と急かす相手には注意。納得してから決められる雰囲気か。
「無料」「必ず減額できる」といった言葉だけで決めず、説明の中身で判断するのが、後悔しない相談先選びの基本です。
まとめ:迷っているなら、まず動くこと
相談先にはそれぞれ役割と向き不向きがあります。
- 費用に不安があるなら、まず法テラス
- 借金が大きい・複雑なら、弁護士
- 1社あたりの債務額が比較的小さく、任意整理を考えているなら、認定司法書士
- まず中立的に話を聞きたいなら、弁護士会・司法書士会
- どこに相談すればいいか見当もつかないなら、案内サービスから入る
どれを選んでも、共通して大切なのは「説明の中身で判断する」ことと「急かされても焦らない」ことです。
借金問題は、動き出すのが早いほど選べる解決策が増えます。一人で抱え込まず、自分に合った入口から、まずは相談という一歩を踏み出してみてください。
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※案内サービスの利用は無料です。紹介先での相談・依頼費用は各事務所により異なります。
※債務整理は個々の状況によって最適な方法・相談先が異なります。本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。実際の判断にあたっては、必ず弁護士・司法書士などの専門家にご相談ください。記載の費用・制度内容は一般的な目安であり、最新の情報は各窓口にご確認ください。
参考情報
- 法テラス:https://www.houterasu.or.jp/
- 裁判所:https://www.courts.go.jp/
- 日本弁護士連合会:https://www.nichibenren.or.jp/
- 日本司法書士会連合会:https://www.shiho-shoshi.or.jp/
- 金融庁:https://www.fsa.go.jp/
- 消費者庁:https://www.caa.go.jp/
- 消費者ホットライン(消費生活センター):188

